ファインマン物理学 力学(7~9章) 感想
7章 万有引力の理論
「何かを見つけようという時は、深遠な哲学理論をするよりも、注意深く実験するほうがよい」
ケプラーが天体の動きを観測することにより、ケプラーの3つの法則を見つけ出した。そして、ガリレオが発見した、慣性の法則を利用し、ニュートンが、普遍性のある、1つの法則、万有引力の法則にまとめ上げた。そして、なぜ月が地球に落ちないか?に答えを出した。
感想
ファインマンはなぜ引力が電気の力に比べてこれほど弱いかのを宇宙の年齢と関係していると述べています。最初はトンでも理論に聞こえましたが、案外ありあえるかもしれませんね。
8章 運動
「スピードとはなんであるか?ーギリシア哲学者は、速度ということが入ってくると、問題を上手く記述することができなかったのでる。」
感想
今でこそ微分積分があるので、物体の運動は数式で表現できますが、それを得るのはニュートン、ライプニッツまで待たないといけませんでした。高校物理もこの話をすると、微分積分の理解が深まると思います。。
9章 ニュートンの力学法則
「ニュートンの法則を使うためには、力の働きが分かっていなくたはならない;ニュートンの法則は力に注目せよという。」
力:F=maから運動方程式をたてることで、物体の運動を予測することができる。
感想
ファインマンは数値解析から単振動、惑星の運動を計算しています。かなり、数値解析に対し関心があったと思います。