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UXデザイナー見習いの記録

ファインマン物理学 力学(4~6章) 感想

4章 エネルギーの保存

 「今日までに知られているあらゆる自然現象を通じて、その全部に当てはまる事実、法則が一つある。それはエネルギー保存の法則である」

 エネルギーとは形を変えようが一定である。地球では質量、高さに比例する重力の位置エネルギーがある。そして振り子は端から手を放すとスピードが最下点で最速になる。位置エネルギーが運動エネルギーに変わったのである。そしてバネに重りを付けたモデルを考えると運動エネルギーがバネの弾性エネルギーに変わる。そして次第にバネの振動が止まるこれはバネの熱エネルギーにかわる。ほかにもエネルギーには電気エネルギー、化学エネルギー、質量エネルギーがある。

感想
 この章ではエネルギー保存則を用いた、演習が多くあり、振り子、滑車の有名な問題があります。エネルギーとは何でしょうか?ファインマンもなんとも言えない、抽象的概念であると述べてます。


5章 時間と距離

「物理学はほかの科学と同じように観測に依存する、主として量的な観測に重きを置いている。そしてそらは、量的な関係にいきつく。―例えば、転がる球はどのくらい時間がたつとどのくらい距離がすすんでいるか?」 


時間とはどのように定義するかということではなく、どのようにして測るかが大事である。そして、短い時間―光が原子核を通る時間、長い時間―宇宙の年齢、長い距離―銀河系の距離、短い距離―原子核の半径を紹介。

 

感想
 時間や距離の最小単位のようなものはあるんでしょうか?不確定性原理からエネルギーと関係していることは分かっています。物質の波動性と関係あるんでしょうか。

 

6章 確率

「この世界の真の理法は確率論にある―byジェイムス・クラーク・マクスウェル」


コインの裏表の出る確率から、確率のゆらぎ、二項定理、ガウス分布ランダムウォーク不確定性原理を説明。


感想
 アインシュタインはこの不確定性原理を嫌い、神はサイコロを振らないと言ったのは有名。個と集の関係は確率によって結び付けられてる気がします。