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UXデザイナー見習いの記録

ファインマン物理学 力学(序章) 感想

物理の復習のために、前々からきになっていたファイマン物理学を読む

 

ファインマン物理学とは?

 1963年から出版された物理学者であるファインマンによる物理学の教科書。ファインマンのカリフォニア効果大学(California Institute of Technology, 略称: Caltech, カルテック)の学部1、2年の学部生への物理学への講義がもとになっている。演習問題がないため、大学の教科書としては採用しにくいが、天才ファインマンが語りかけるように書かれているため、物理の楽しく学べ評価が高い。(ただし日本語版は訳が古いため読みづらい。)

 

 

 

 

●感想

 

 序章

 「この講義で私が特に気にかけたのは、高校を出たばかりの優秀な生徒達に物理学への興味を失わせないようにするにはどうすればよいのか?ということである」

 

  序章でファインマンは自信なさげに自分の大学の講義について語ります。「結構がんばったけど、そもそも学生がどこまで理解しているか分からないから、講義を改善したか分からない」、「量子力学の講義は時間が足らない」、「演習の時間長すぎ」、「それでも学生を一人でも置き去りにしたくなかった」、「全部は理解できなくても、最も本筋的なことを分かってもらいたかった」、「もっと学生と討論して教師とつながることが大切じゃないかなー」と述べています。全くもってそう思います。